非加熱のマヌカハニーを見極める方法


お客様からのお問い合わせでよくいただくのが、「ハンズさんのマヌカハニーは、非加熱なの?」「生はちみつなの?」といったご質問です。

まず先に結論を申し上げますと「非加熱です。」「生はちみつです。」とお答えしています。

今回は、この非加熱・加熱について、お話をしたいと思います。

「加熱するのは殺菌のためなんでしょう?」と思われるかもしれませんが、実は、はちみつは、糖度が高く、殺菌作用があるため、基本的に腐ることがないといわれています。ですが、日本では法律上、賞味期限の記載が義務付けられています。


はちみつを加熱する理由


はちみつを加熱するのは、殺菌が目的ではありません。主な理由は2つあります。


まず、1つ目の理由としまして、「容器に詰めやすくするため」です。

巣箱から採取したはちみつには、巣のカケラなどが混じっていることがあります。それを取り除くためにフィルターでろ過を行います。しかし、はちみつは、とろっとしていて粘土が高いため、フィルターがなかなか通らず、時間も手間もかかります。

そのため、はちみつを加熱することでサラサラにして、フィルターを通りやすくしたり、容器詰めを行いやすくし、作業効率を上げるためです。


2つ目の理由としまして、「メチルグリオキサール(MGO)の量を増やすため」です。これは、マヌカハニーだけの理由です。

マヌカハニー特有の抗菌活性である、メチルグリオキサールは、マヌカの花蜜には、ほとんど含まれていません。

花蜜には、「ジヒドロキシアセトン」というメチルグリオキサールの元となる成分が含まれていて、巣箱の中で温められ、半年、1年と熟成されることで、徐々にメチルグリオキサールに自然と変わっていくのです。(メチルグリオキサールとジヒドロキシアセトンの関係につきましては、また今度お話したいと思います。)

販売業者の中には、早くマヌカハニーを販売したいため、この特性を利用して、マヌカハニーを過剰に加熱して 、メチルグリオキサールの量を増やしていることが問題となっています。


マヌカハニーは熱に強いといわれていますが、それは抗菌活性成分のメチルグリオキサールのことです。マヌカハニーは、もちろんはちみつなので、酵素や花粉などの栄養素がたっぷりと含まれています。ですので、加熱することにより、栄養素が壊れてしまうのは、普通のはちみつと同じなのです。


非加熱の証とは


このような話を聞くと、購入する際、大丈夫かな?と不安になるかもしれませんが、どうぞご安心ください。


当店が販売しているハニーバレーマヌカハニーは、ニュージーランド政府公認のUMF評価システムにより認定を受けた商品で、検査項目に加熱・非加熱を見極めることができるヒドロキシメチルフルフラール(HMF)値を測定しています。


HMFは、鮮度や加熱度合いを知る指標で、高温で加熱したり保管状態が悪い(暑い場所で保管)と数値が高くなります。ちなみに食品の国際規格CODEXでは「基準値 40mg/kg以下」と定められています。



上記は、当店のハニーバレーマヌカハニーのあるバッチのUMF®認定書(検査証)の一部です。その項目の中のHMF値をご覧いただきますと、基準値の40をはるかに下回る「16.70」となっています。これにより「非加熱」であることが証明されています。


当店が販売しているハニーバレーマヌカハニーはすべてUMF®認証されており、品質と純度が保証されています。


認定書は、ご注文いただいたマヌカハニーの発送通知メールまたは商品ラベルに記載のバッチナンバーとQRコードよりご確認いただけます。


今後の非加熱マヌカハニー選びのご参考になりますと幸いです。



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