「前に買った時と同じ種類のはちみつなのに、味が違うけど、どうして？」

「同じ花のはちみつなのに、他社で買ったはちみつと味が全然違う！」

時々、お客様からこのようなご質問やご意見をいただきます。

お気に入りのはちみつを見つけたのに、味が違ったら、確かにショックですよね。

ですが、本物のはちみつを楽しんでいただくために、知っておいていただきたいことがあります。

はちみつの種類

世界中には、1,000種類を超えるはちみつがあるといわれています。 そして、採れる蜜源によって、「色」「香り」「味」「粘度」などに違いがあります。

1つの花から採れたはちみつを「単花蜜」、いろいろな種類の花から採れたはちみつ「百花蜜」といいます。

百花蜜は、ミツバチが色々な花から集めてきて、自然にブレンドされたはちみつです。

そして、蜜源は、花だけではありません。

「甘露蜜」と呼ばれる、樹木のはちみつです。これは、樹液を吸った昆虫が残した糖分を含む雫をミツバチが集めたはちみつです。

味が違う理由

たとえ、同じ花（同じ種類のはちみつ）でも採れる場所やタイミング、その年ごとによって風味の違いが出てきます。

同じ木になっているみかんでも、甘い、酸っぱいがあるように、はちみつにも違いがあります。

例えば、日本でなじみ深いアカシアのはちみつでいうと、当店ではドイツ産のアカシアのはちみつを取り扱っていますが、ハンガリー、イタリアなど国よって味が違ってきます。

さらに、日本国内においても、北海道と群馬など地域によって違います。

それこそが、自然のままの証なのです。

ですので、当店のはちみつにつきましても、前に食べた同じ種類のはちみつや他社で食べた同じ花のはちみつと、色や味が違う理由はそこにあります。

腐敗や劣化しているわけでもなく、偽物でもありません。どうぞ安心してお召しあがりください。

また、はちみつは、高温で加熱することで、花の香りや風味、栄養素が損なわれてしまいます。
当店の取り扱っているはちみつは、「生はちみつ」ですので、酵素、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を含み、はちみつが本来もつ花の香りや風味をお楽しみいただけます。

その土地に咲く花、その花の蜜を一生懸命、巣に運ぶ健気なミツバチ、そしてミツバチに敬意を払いながら採蜜する養蜂家を想像しながら、それぞれのはちみつを味わっていただけますと幸いです。

当店では、自然の恵みをそのままに、風味豊かで栄養たっぷりの生はちみをお届けいたします。