長寿遺伝子スイッチオン


「サーチュイン遺伝子」をご存知でしょうか?


サーチュイン遺伝子は、"長寿遺伝子""抗老化遺伝子"とも呼ばれ、老化を遅らせ、寿命を伸ばす遺伝子です。


サーチュイン遺伝子(以降、長寿遺伝子)は、誰でも生まれながらにもっているのですが、残念ながら普段は、スイッチオフ状態です。


もし、長寿遺伝子を目覚めさせることができたなら、若さを手に入れることができる!?


寿命を延ばす遺伝子


人は37兆2千億個の細胞からできており、生きている間、細胞分裂を繰り返していますが、回数に限りがあります。

遺伝情報が詰まった染色体の末端にある、命の回数券ともいわれる「テロメア」は、細胞分裂を重ねるごとに短くなっていきます。

テロメアが短くなることは老化が進むこと、テロメアが消滅することは細胞死を意味します。

(テロメアについては、また機会があればお話いたします。)

そのテロメアを保護し、短くなるのを抑えてくれるのが長寿遺伝子なのです。


長寿遺伝子を目覚めさせる方法


カロリー制限



カロリー制限や飢餓の状態などによって活性化するといわれていて、摂取カロリーを通常の70%に制限し、7週間ほど続けることにより、長寿遺伝子が目覚めます。つまり、 「腹七分目」 です。


これは、アカザルのカロリー制限の実験から、摂取カロリーを制限することにより、長寿遺伝子がスイッチオンになり、動脈硬化や心臓病、脳卒中などの予防が明らかになっています。




実は、カロリー制限をしなくても、長寿遺伝子を目覚めさせる方法があります。


 


ケトン体を増やす



糖質制限をすると、第2のエネルギー源として、身体の脂肪からケトン体がつくられます。 すると、長寿遺伝子が目覚めます。


これは、山などで遭難した人が、水だけで何日も生き延びることができるのは、ケトン体をエネルギー源としているためです。


糖質制限するのは大変!と思った方に朗報です。糖質制限をしなくても、ケトン体を増やす方法があります。


それは、 「中鎖脂肪酸を含むココナッツオイルをとる」 ことです。


中鎖脂肪酸をとると、ある程度、糖質を摂っていても、ケトン体が増えることがわかっています。 目安量は、1日大さじ2杯程度です。


 


ポリフェノールを摂る



他にも赤ワインに含まれるレスベラトロールなどのポリフェノールを摂る方法があります。 ただ、赤ワインだけで、レスベラトロールを摂ろうとすると、1日にボトルで100本前後、飲まないといけないようです。


これらの方法をやめてしまうと、再び、長寿遺伝子はスイッチオフになってしまいます。


ですので、無理なく続けられる方法…例えば、糖質のことを意識しつつ、ココナッツオイルを毎日取り入れてみるなどして、長寿遺伝子をスイッチオン状態にして、いつまでも若々しく元気に過ごしたいものです。



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