今回は、当店で特に人気の「レザーウッド」のはちみつが唯一採れる「タスマニア」についてお話いたします。
さて、タスマニアがどこにあるのかご存知でしょうか?
タスマニアは、オーストラリアの最南に位置し、北海道の約8割の面積を有する離島です。
その島の形が、りんごの形に似ており、世界で有数のリンゴの産地であることから、別名「アップルアイランド」と呼ばれています。
世界で一番、空気がキレイ
世界地図でみてみると・・・
タスマニアと同じ緯度上に温室効果ガスを排出する大陸や島がないため、世界で最も環境汚染の要素が少ないといわれています。
そのことから、タスマニアのグリム岬大気基準観測所では、世界各地の大気汚染の状況が観測されています。
島内には、19の国立公園があり、島の約2割が世界遺産に登録されています。
その世界遺産の一つ、クレイドルマウンテンは、タスマニアを代表する景勝地であり、一年中、オーロラを観測することができます。
手つかずの自然が多く残り、太古の森が広がるタスマニアには、オーストラリア本土で絶滅したタスマニアデビルやキレイな水域のみ生息するカモノハシ、ウォンバッドなど、多くの希少種が保護種を含む動物の最後の楽園となっています。
ちなみにオーストラリアの動物といえば、「コアラ」を思い浮かべる方が多いと思いますが、実はタスマニアには、コアラは生息していません。
また、タスマニアは、「世界屈指のクリーンで安全な食の倉庫」として注目されています。
農業においては、作物や飼料などの遺伝子組み換え禁止、畜産・養殖においては、ホルモン剤や抗生物質の使用が禁止されるなど、タスマニア独自の厳しい規制を設けているためです。
食べる香水と呼ばれるはちみつ
このように、大自然が広がるタスマニアのみ採れるはちみつが「レザーウッドハニー」です。
レザーウッドは、花が咲くまで70年、蜜が採れるまで100年かかります。
長い年月を経て採れた、はちみつはひと口食べると、豊潤で華やかな香りが、口の中いっぱいに広がります。
それは、「食べる香水」とも呼ばれる、黄金色に輝く、まるでフレグランスのようなはちみつなのです。