寒い冬が終わり、行楽や旅行など楽しい計画をしているのに、「疲れやすい」「疲れがとれない」「イライラする」など、身体の不調を感じたりしていませんか?
ウーマンウェルネス研究会による意識調査の結果、「約9割の方が、春先に精神的・身体的に何らかの不調を感じたことがある」という結果になりました。
春バテになりやすい理由
・激しい寒暖差
・気圧の変化
・生活環境による変化
・日照時間が長い
・ホルモンバランスの乱れ
自立神経は、交感神経と副交感神経の2種類あり、必要に応じてスイッチのようにうまく切り替えながら、体温や血圧など身体のバランスを保っています。
しかし、激しい気温の変化やストレスによって、この切り替えがうまくできなくなり、身体のあらゆる部分に不調が出てしまうのです。
春バテの予防と対策
ぬるめの炭酸風呂
炭酸ガスの入浴剤を入れた38~40℃のぬるめのお湯に10~20分間、入浴することで、自立神経を整え、身体をリラックスした状態にしてくれます。
体温を少しでも上げて、代謝をスムーズにし、免疫力を高めましょう。
睡眠を十分とる
春は、夜明けが早くなるので、夜更かしを控えて、冬より30分早く就寝し、睡眠時間を確保しましょう。
また、就寝前に目元や首元を温めることでリラックスできます。
温かいものをとる
冷たいものはなるべく控え、お味噌汁やスープを飲んで身体を温めましょう。
具材は、玉ねぎ、生姜、辛子、にんにくなど身体を温める食材を選ぶようにしましょう。
バランスのとれた食事
食材に含まれるビタミンやミネラルなどは自立神経の働きを整える作用があります。
ミネラルはひじきや大豆、ビタミンは緑黄色野菜に多く含まれています。
外出時の温度調整
服装での温度調整が必要です。いつでも調整がつく服装を心がけたり、冷え対策としてストールやカーディガンなどを常に携帯しましょう。
上手に春バテ対策をして、心も身体も軽やかに春を楽しみましょう。