体調不良を招く「夏の冷え」


毎日、暑い日が続いているのに、手足やお腹は冷たい。 もしかすると、"夏の冷え"かもしれません。


特に冷えを感じやすいのは、女性です。それは、男性に比べると、筋肉量が少なく、脂肪が多いため、一度、冷えると温まりにくいためです。


冷えが続くと、 体温の低下によって免疫力が下がり、さまざまなウイルスの影響を受けやすくなり、病気にかかりやすくなります。

また、頭痛や肩こりなどの体調不良を引き起こします。 そして、血流が悪くなることで、身体のすみずみまで酸素や栄養が行き届かなくなり、シミやクスミなど肌のトラブルの原因にも…。


夏の冷えの原因


冷えの原因として、主に3つあげられます。



冷房の使いすぎ




電車やオフィス、お店など、冷房がきいた場所に長時間いることで、身体の芯から冷えてしまいます。
また、寒い中にいると、体温を維持しようとし、血管が収縮することで、血行が悪くなり、手足が冷えます。



冷たいものの摂りすぎ




キンキンに冷えたビールやジュースを飲みすぎたり、アイスクリームを食べすぎたりで、内臓が冷えてしまいます。
内臓が冷えると、お腹を下しやすくなり、疲れやだるさの原因になることもあります。



ストレスによる自立神経の乱れ




私たちが日頃、体温を維持できているのは、体温調節をしている自立神経のおかげです。
心身のストレスで、自立神経が乱れることにより、うまく機能しなくなります



では、次に、身体を冷やさない対策についてお話いたします。


冷えない身体づくり


内側からの対策




常温以上の食べ物や飲み物


暑い時は、冷たい食べ物や飲み物が欲しくなりますが、身体を冷やさないように常温以上のものを選びましょう。
最近は、コンビニやスーパーでも、常温のお水やお茶などが売られています。 また、寝起きや食前に、コップ1杯の白湯を飲むことで、内臓が活性化し、身体の芯から温まります。



おやつはドライフルーツを


水分の多いもの、夏のフルーツや南国のフルーツ(スイカ、キウイ、マンゴーなど)、白砂糖などは、身体を冷やす食材です。
食物繊維、ミネラル豊富なドライフルーツがおすすめです。



身体を温める食材をとりいれる


辛味成分が血流をよくしてくれる生姜、香気成分が血管を広げて血流を良くしてくれるニンニクをはじめ、唐辛子、玉ねぎなど身体を温める食材をとりいれましょう。



血流を促進する栄養素を摂る


ビタミンEには、血液の流れをスムーズにする働きがあります。ビタミンEを摂ることで、血流がよくなり、身体のすみずみまで新鮮な酸素と栄養をを届けられます。そのため、血行不良による肩こりの緩和、身体が温まります。 ビタミンEを含む食材には卵、アーモンド、うなぎ、かぼちゃ、アボカド、落花生などがあります。




外側からの対策




お風呂で身体を温める


入浴時、シャワーですまさず、少しぬるめの湯舟にゆっくりと浸かりましょう。



1枚羽織るものを用意する


冷房がよくきいた場所では、カーディガンやストールなどを羽織るようにしましょう。



全身を動かす


身体を動かすことで、血流が良くなります。こまめにストレッチやウォーキングを行ったり、エスカレータやエレベータを使わず階段を利用するようにしましょう。身体の熱をつくるのは、筋肉です。筋肉アップにもつながります。



冷えている自覚がなく、症状が進行してしまうことがあります。ですので、日頃から、身体を冷やさないようにしたり、身体を温める対策をして、この夏、元気にお過ごしください。




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