UMFといえば、アメリカで毎年開催されている音楽フェス「ULTRA MUSIC FESTIVAL」を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、今回は、ハンズ一番人気の「ニュージーランド産 ハニーバレー マヌカハニー の「UMF」のお話です。
UMFは、UMF蜂蜜協会に加盟しなければ、使用することはできません。
UMF=Unique Manuka Factor(ユニーク・マヌカ・ファクター)は、1988年、国立ワイカト大学ピーター・モラン博士が、マヌカハニーの抗菌活性を示すために、最初に定めた、ニュージーランド政府公認の評価システムです。
当時、マヌカハニー特有の抗菌活性が、メチルグリオキサールによるものだと発見されていなかったため、医療現場で使われる消毒液「フェノール」と比較して数値化し、表示されていました。
その後、マヌカハニーの抗菌作用をもたらす物質が、メチルグリオキサールであることが特定されてからは、フェノールを用いた検査方法は中止されました。
現在は、マヌカハニーに含まれる4つの特徴成分「メチルグリオキサール」「レプトスペリン」「ジヒドロキシアセトン」「ヒドロキシメチルフルフラール」を測定し、UMF認証され、品質認定書が発行されます。
UMF認証のための4つの基準
レプトスペリン、ジヒドロキシアセトン・・・聞き慣れない言葉で少しむずかしいかもしれませんが、ハンズのマヌカハニーのUMF認定書に記載があるので、簡単にご説明いたします。
レプトスペリン(Leptosperin)
信頼性。マヌカハニーの純度を示す指標です。人工的につくることは難しく、マヌカの花蜜だけに含まれるため、レプトスペリンを測定することで、本物のマヌカハニーであることが保証されます。また、研究データにより、レプトスペリンの含有量は、UMFグレードが高くなるにつれて増加し、抗炎症特性があることがわかっています。
ジヒドロキシアセトン(DHA)
マヌカの花蜜に含まれており、メチルグリオキサールのもととなります。ジヒドロキシアセトンは、巣箱に運べれ、はちみつになってから時間が経つにつれ、自然にメチルグリオキサールに変化していきます。そのため、花蜜に含まれるジヒドロキシアセトンの量が多いほど、メチルグリオキサールの量も多くなります。
ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)
はちみつが加熱されることによりつくられます。ヒドロキシメチルフルフラールを測定することで、過度な加熱や長期保存されていないことが保証されます。CODEX(国際食品規格委員会)の基準を採用しているため、40mg/kg以下が非加熱である証明です。
UMF認定書には何が書かれてあるの?
では実際、UMF認定書にどのようなことが記載されているのか、例として、UMF15 バッチナンバー「220059」のマヌカハニーの認定書をご覧ください。
ハンズのハニーバレーマヌカハニーは、すべてUMF認証され、マヌカハニーの品質と純度が保証されています。また、お客様がわかりやすいようにUMFだけでなくMGO(メチルグリオキサール含有量)を併記しています。安心してお求めください。
UMF認定書は、ご注文いただいたマヌカハニーの発送通知メールまたは製品ラベルに記載されているバッチナンバーとQRコードからご確認いただけます。