上の写真は、西オーストラリアの菜の花畑です。まるで黄色のカーペットのようですね。
1万2000種のワイルドフラワー
オーストラリアの3分の1を占め、西海岸に位置する西オーストラリア州には、世界遺産をはじめ、美しい海岸や国立公園、州立森林公園など大自然が多く残っています。面積は日本のおよそ7倍ほど。
実は、西オーストラリアの約9割は、砂漠や半砂漠地帯。
世界遺産をはじめ、美しい海岸や国立公園、州立森林公園など、大自然が多く残っています。
約6500万年前、オーストラリアは、ゴンドワナ大陸から分裂し、隔絶されて以降、独自に進化を遂げてきた動物や植物が生息しています。
そのため、西オーストラリアでは、約1万2000種の珍しいワイルドフラワー(約8割が固有種)が自生しており、「ワイルドフラワー州」と呼ばれています。
ワイルドフラワーとは、自然環境に自生する花の総称です。ネイティブフラワー(その土地特有の花)と呼ばれることもあります。先住民は、昔からブッシュメディスン(約束)として使用してきました。
エキゾチックで個性豊かな花々
州都「パース」は、世界有数の美しい街の一つで、"住みやすい街"として知られています。
ワイルドフラワーの開花シーズンは、7月~12月中旬頃。日本は秋ですが、南半球の西オーストラリアでは、春を迎えています。
毎年、9月の1ヶ月間、パースにある「キングスパーク」で、1年に1度、「ワイルドフラワー・フェスティバル」が開催されます。
キングスパークは、東京ディズニーランドの約5倍の広さがあり、西オーストラリア全域から集められた約3000種の多種多様なワイルドフラワーを見ることができます。
また、州内には、ワイルドフラワーを巡る11のフラワー街道があり、100以上ある国立公園で様々なワイルドフラワーを見ることができます。
例えば、西オーストラリアの州花「レッアンドグリーン・カンガルー・ポー」
ポーとは動物の手足を意味し、その姿がカンガルーの手に似ていることから名付けられました。
他には、「リースフラワー」と呼ばれる幻の花があります。
見た目は、クリスマスリースような、花の冠のようです。そのため、乱獲され、絶滅が危惧されている希少種で、限られた場所で見ることのできない貴重な花なのです。
また、オーストラリアを代表するワイルドフラワーの一つ、「バンクシア」も多く見ることができます。
このように西オーストラリアの大地に咲き乱れるワイルドフラワーから採れたはちみつが、ハンズの「ナトゥリー ワイルドブッシュハニーTA5+」です。
乾燥したオーストラリアの大地で育った多種多様なワイルドフラワーから採れるはちみつは、日本のはちみつと比べると、粘度が高く、野性味あふれ濃厚な味わいが特徴です。